おひさま大賞

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第18回(2012年)おひさま大賞受賞発表

「おひさま大賞」は第18回を迎え、このたびも多数の力作をお寄せいただきました。お礼申し上げます。応募作品は525通と、昨年の1.5倍を超える数となりました。これらの作品を予選委員によって審査し、選考候補作品として11篇を選びました。審査会は9月5日に行われ、厳選な審査の結果、最優秀賞、優秀賞、佳作の3作品が決定しました。ここに発表いたします。

優秀賞
受賞者の皆さま、おめでとうございます。
最優秀賞の作品は満場一致での受賞となりました。過去の「おひさま大賞」でもあと1回あるかないかの快挙です。審査の先生方の、受賞作品に惹かれたポイントは少しずつ違っているように思いましたが、審査会での議論を伺っていると、お話の世界と絵がマッチしているということが、絵本にとってとても大切なことなのだなあとあらためて思いました。
優秀賞、佳作の作品も思いやりにあふれた暖かいお話です。受賞者の方々の今後の作品を楽しみにしております。
おしくも選にもれてしまった方々には、引き続き力作をお待ちしております。

最優秀賞

「ゆきまち いっちょうめ」 はせがわ さとみ(東京都武蔵野市)

ストーリー:
小さな雪だるまを作った、こうくん。「すぐに溶けちゃうよ」と、お兄ちゃんに言われたので、心配で夜も眠れません。そうっと窓の外を見ると、こうくんの雪だるまが歩きだしました…。

★この作品は平成24年12/1月号に掲載されています。(29〜36ページ)

<受賞のことば>
ぞわぞわするような気になる世界が、ふつうの今日のすぐ隣にいつもある気がするので、そんな場所に続いてゆくものを、描いていきたい気持ちです。
受賞、とってもうれしいです。誰かに読んでもらえるのは、もっとうれしい。ありがとうございました。

はせがわ さとみ

優秀賞

「はりねずみくんのだいへんしん」 しおみつ さちか(茨城県つくば市)

ストーリー:
ころりん村のはりねずみくん、みんなで電車ごっこをして、誤ってネズミくんに背中の針を刺してしまいました。落ち込んでいたはりねずみくんですが、いいことを思いつきました。ーお花を持って、ネズミくんのお見舞いに行こう!
はりねずみくんは村中を走り回り準備万端、ネズミくんの家に向かいました…。

<受賞のことば>
ずっと、わたしの想像の中にいたはりねずみくんが形になり、そのうえ、このような賞までプレゼントしてくれました。支えてくださる皆さんに感謝しながら、これからも励んでいきたいと思います。
ありがとうございました。

しおみつ さちか

佳作

「ふゆのおはなみ」 田仲由佳(東京都杉並区)

ストーリー:
のいちゃんはおばあちゃんに教えてもらって、ちょうちょ結びがひとりで作れるようになりました。うれしくて、家族や大切なものにリボンを結んでいきます。庭の木に結んだときに、のいちゃんはいいことをみつけました。そして、森の動物たちへ手紙を書きました。それは冬のお花見の招待状でした…。

<受賞のことば>
この度は素敵な賞を頂きありがとうございました。絵本と出会いたくさんの心を知りました。絵本があって幸せ。ずっと一緒に生きていきたいです。応援してくれる家族、友達、先輩達、そしてこのお話に心から感謝します。

田仲由佳

最終選考に残った作品
「おてんきマシーン」 岩ア陽子(埼玉県)
「スーちゃん まちにゆく」 宮ア千絵(イギリス)
「ひとりぼっちのバケルン」 ナタリー(滋賀県)
「ぶたっぱらのなかまたち」 喜湯本のづみ(大阪府)
「ぶんさんのちからこぶ」 コマツ アキコ(神奈川県)
「まるのパン」 北田 稔(埼玉県)
「ライオンべんとう」 ひらばやし(神奈川県)
「わいわいバス」 熊谷一郎(兵庫県)
募集期間: 平成24年4月2日〜6月20日
審査員: 荒井良二(絵本作家)、石井睦美(作家)、俵万智(歌人)、長谷川義史(絵本作家)、本誌編集長(五十音順、敬称略)
※審査員の先生方の選評等、くわしくは「おひさま」平成24年12/1月号をご覧ください。
小学館4